Ampstukkという健康食品

　いまエストニアはスカイプを始めとしてIT産業で知名度を上げています。確かにエストニアの政府のe化（e-ガバメント）やイノベーションを支える仕組みなど、目を見張るものがあります。その一方で（当たり前のことですが）エストニアの全てのひとがIT産業の携わっているわけではありません。エストニアの自然を活かしまた維持しようとする人々は、オーガニックな製品開発・販売に力を注いでいます。

　Ampstukkは、栄養分を手軽に補給するためのエナジーバーです。　　ampstukkのオフィシャルサイト

　砂糖や甘味料を使わず自然の素材だけで作り上げた製品です。EUのオーガニック認定も取得しています。Ampstukkを開発したAmoor OU会社のMargitから話を聞くことができました。以下、Margitの話です。

　私は何年もの間子供たちが喜んで食べてくれるスナック？がないか探してきましたが、いまどきの商品には得体のしれない添加物があまりにも多く含まれていて、これ！というものを見つけることができずにいました。私はもともとベリーやナッツ、フルーツが大好きです。それらが一つになったものがカラフルなパッケージで包まれていたら？　そんなアイデアを思いつきました。そのアイデアを胸に秘めキッチンで試行錯誤しているうちにAmpstukkが生まれることとなりました。

Ampstukkを切ってみる

　Ampstukkはエストニア語で噛むスティックという意味です。砂糖や不必要な添加物を一切用いていません。自然な材料だけを集めコールドプレスで仕上げました。エストニアの素材もふんだんに使われています。ベリーやリンゴ、バックウィートなどが畑から直接届きます。甘みはレーズン、デーツ、イチジク、プラムなどに由来するものです。Ampstukkにはおいしくて健康にもいい製品を開発しようとする思いがぎっしり詰まっています。

　以上がMargitの話です。試食をしてみるためにナイフで切ってみました（通常はそのまま噛みつくのが正しい食べ方？です）。ちょっとしっとりしていて自然に由来した甘さが口の中に広がっていきます。干しぶどうを食べたときのように自然な甘さ。様々な材料を使っているのでより複雑な味わいです。やや小さく感じますが、食べた後は空腹感を感じません。エストニアの自然のパワーも一緒に頂いてしまったようなそんな気持ちになれるスナック。それがAmpstukkです。