タリン(エストニア)のAirbnbはこんな感じ
タリンでは港からあるいてすぐのところにあるAirbnbに泊まることとなりました。Airbnbは、自分の家や別荘、更にクルーザーなどまで宿泊施設として登録でき、一般のホテルなどよりお得な条件、または一般のホテルではできないような特別な経験を出来るシステムです。タリンの港のそばにあるアパートは港のそばらしいかわいい建物でした。
入ってみてわかったのですが、この建物は新しい建物のようです。それでも伝統的なデザインを踏襲し街の風景と一部となることを考えてデザインされています。旧市街へも歩いて10分ほどの一等地です。日本ならさしずめオフィスビルが建っているかタワーマンションが建っているかもしれないようなロケーションですが、エストニアではそんな節操ないことはしません。どの時代までも街の光景は受け継がれていきます。
中に入ってみます。奥には二部屋、バスにはジャグジーもあります。シンプルですが実はかなり豪華です。
広いキッチンとリビングは一体化しています。ホームパーティーなどを開くにはうってつけの構造です。日本だとダイニングまでは一緒になっていてもリビングまでというはどうでしょうか?また仕切りがないだけスペースも広く感じます。
キッチンにあるテーブルは盛り付け台としても使えますしバースタンドとしても使えます。ホームパーティーの様子が想像できます。何人かで一緒に料理をする、それを冷かして早々とビールを飲んでいるひとがバーに座っている。会話が途切れることはありません。
Airbnbでは知らないひとに自分の家を貸します。一部屋だけ貸して本人もその家にいる場合もありますが、このアパートは一棟貸しです。そんなことにはお構いなしにアパートのオーナーの趣味の逸品が置かれています。ここのオーナーは写真好きで今でもフィルムカメラで写真を撮っているとのことでした。
蛇腹のカメラです。どこから買ってきたのかかなりのマニアのようです。自分の趣味で部屋を作り、そこには住まないで知らないひとに貸している。そんなおおらかさもエストニアの人々の特徴かもしれません。