スタートアップバスに乗ろう!
最近、新しいビジネスを興そうという動きが広がっています。日本でもスタートアップの為の場所やイベントが多くなりましたが、欧米ではもっと盛んです。新しいビジネスを始めようとする人々が多くいる、そこに行政や大学がしっかりついてくる、最後に「やってみなはれ」精神の投資家がいるという構造が既にできています。エストニアもその例外ではありません。
欧米の人々は新しいビジネスや奇抜なアイデアは「非日常」から生まれてくると思っているのかもしれません。スタートアップの為には、Crazyは場を作っていきます。スタートアップバスも十分にCrazyなイベントです。接点がなかった40人が3日間一つのバスに乗り、それぞれの経験・知識を使って新しいビジネスのアイデアを作り上げようというものです。昨年はエストニアの首都タリンからオーストリアの首都のウィーンへの旅でした。これが昨年の様子です。
StartupBus hackathon experience.(動画)
昨年のメンバーは40人。エストニア発のバスですが11か国の国籍のひとが乗っていました。若い人が多いといえば多いのですが、年齢は関係ない世界。とにかく新しいことをやってみたい!まったく別のバックグラウンドを持った人々と交わり、持っている知識・経験の新しい価値を見出したいという人たちばかりです。
バスはきっと景色がきれいなところを走っていることでしょう。参加者はそれどころではなく新しいアイデアを形にしていくのに集中しています。時には眠ったり休んだりとそれぞれのペースを保ちながら、3日という限られた時間を有意義に使っていきます。スタートアップバスは欧米では知名度もあるので、アイデアがバスの中で生まれたこと自体価値となります。そのアイデアはスタートアップバスというイベントを超えて、実現に向けて進んでいくこととなります。