タリン(エストニア)の廃墟 Telliskiviにあるレストラン
エストニアの首都タリンの中心部に廃墟があります。街の中心にある旧市街のすぐ外、中央駅の隣にあるかつてのレール工場の跡地です。ここが今、クールスポット(お化け屋敷ではありません)として注目されています。この場所は Telliskiviと呼ばれています。TelliskiviのHPはこちら
Telliskiviはデザインショップ、レストラン、ワーキングスペースなどが集まっています。その中で比較的きれいに見える?建物を使ったレストラン F-Hoone(Fハウスという意味)で食事をとりました。 F-HooneのHPはこちら
まずは食べ物の紹介から。どんどんいきます。
お野菜
ポテトにソースがかかっている。
盛り付け。ややドイツ料理的です。
パスタ。
ボルシチのようなスープ。やはりドイツ料理の影響をかなり受けているようです。一般的に言えば、その分、フィンランドより食事が楽しめます。
内部の様子です。古そうな木をふんだんにつかい、廃墟になる前の雰囲気を醸し出しています。
天井とよくわからない階段。ここはもともと工場でした。したがって本当は今の内装とかつての工場時代の内装はかなり違ったはずです。
入り口から中をみたところです。年期の入った素材がこの空間にとてもマッチしていてまた心地よく感じます。
向こう側には壁の上になぜかドアがあります。当然、今では意味のないドア。それもデコレーションの一部になっています。おそらくかつては2階分あったところを一フロアで使っているのでしょう。建物はもともと持っている雰囲気があります。2階が1階になってもそれが当たり前であったように存在する。それが歴史のある建物の価値だと感じることができました。