フィンランドの小学校学芸会に潜入してみた

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フィンランドの小学校学芸会に潜入してみた

フィンランドの小学校学芸会

フィンランドの小学校

 フィンランドの教育水準は世界的にもトップクラスです。一体どんな教育をしているのか、多くのひとが興味を持っています。フィンランドの学校は、都市部を除いて決して大きくありません。この学校も児童は40人弱。そこでの学芸会?に潜入する機会がありました。

フィンランドの小学校学芸会

手作りのwelcomeボード

 入り口には、手作りの看板が立て掛けられ、出迎えてくれます。花はそのへんに咲いている野花、この時期は多くの野花がどこでも咲いているので、花を摘んで飾れば、贅沢なデコレーションになります。Tervetuloaは、フィンランド語でwelcomeの意味です。

フィンランドの小学校学芸会

児童は前に座る

 中に入ると既に多くのひとは集まっていました。父兄の前に児童が座っています。演技をしそうな子供、ふつうの格好の子供が混じっており、この席の意味はよくわかりませんでした。結果的には、なんでもありということがわかりました。これから 大騒ぎになる学芸会の始まりです。

フィンランドの小学校学芸会

学芸会の全景

舞台はそんなに広くありませんが、もともと舞台が作れるような設計になっているようです。

フィンランドの小学校学芸会

海賊の劇

 まず最初に全員で歌を歌った(国歌とか校歌ではない普通の子供の歌)あと、劇が始まりました。どうも海賊の話のようです。40人弱の学校には何学年もの児童がいるので年が離れた子供たちがみんな一緒に演技をします。

フィンランドの小学校学芸会

カーテンコール

 劇が終わった後、カーテンコールがあります。こういうところを学芸会だからと言って手を抜かないのがこの国らしいと感じます、

フィンランドの小学校学芸会

漫談?

 学芸会なのですが、一人でピアノを弾いたり、二人で漫談をやったりと何でもありです。才能?がある児童には機会を与えます。その間、ほかの児童は椅子に座ってみています。

フィンランドの小学校学芸会

先生が花を贈る

 先生が花を贈ります。一人一人と握手をします。子供に対しても子ども扱いしない、またこの国らしさが出ています。

Jpeg

先生に花を贈る

 最後に先生にも花を贈ります。こうしてお互いを尊重しあう中で学芸会は終わりました。フィンランドの子供がのびのびと育てられている、それがこの国の教育水準の高さの一因なのかもしれません。

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