ヘルシンキ(フィンランド)からタリン(エストニア)の旅が簡単すぎる
ヘルシンキからエストニアの首都タリンへは、船が一番便利です。ヘルシンキ中央駅から1キロ足らず、歩いてもいけるところにタリン行きの船の発着場があります。4つの会社がタリンへの船を運航しており、2時間前後でタリンに到着します。しかし、その便利さは、港の近さだけではありません。あまりにも簡単すぎて、別の国へ移動していることすら忘れてしまいます。
今日はヘルシンキからタリンへ行くために早起きをしました。今回の船はリンダラインという全長50メートルほどの小さな船です。小さいだけあってフェリーより速く着きます。また、港が街の中心からもっとも近いところにあり、中央駅から歩いても15分ほどです。船の出発は、7時40分。チェックインは15分前まで?との記述はありますが、そこは日本人、7時前に発着場に着きました。
待合室には人もまばらです。窓口も閉まっています。この国のスターバックス?であるロバーツコーヒーは開いていますが、とにかく人がいない。客が入るわけもありません。7時になりやっと窓口が開きました。それからパラパラと人が増え、どうもチケットを買っているようです。一応国際線?なのですが、まるでその辺の島への渡し船のようです。
乗船時間が迫っても誰一人立ち上がることもなく、改札に並びません。7時20分になりやっと乗船開始です。VIPの入り口が別にありますが、そこしか開かない。。。 乗船客もそんなに多くなく、一般客の入り口が開かないのもこの国では違和感を感じません。事前に予約をしてあったので、携帯電話の確認書を見せるだけ。パスポートは見たような見ないようなチェックがありそこを過ぎると10メートル先はもう船です。大きなフェリーだと桟橋をかなり歩きますが、ちょっと沖合にある島へ渡る船の改札をイメージすれば、ほぼ間違いありません。
こうして閑散とした船に乗り、電源がある席を狙って陣取りしました。心地よいインターネットアクセスがあります。ちょっと揺れてきましたが、気が付けば既に半分の時間が過ぎていました。