ヘルシンキ(フィンランド)の夜景が凄すぎる
冬の光景です。ヘルシンキの夜景はネオンで飾られていません。静かな夜景です。その夜景はどこまでも続く蒼い空と溶け込んでいます。
議会広場の前に立つ教会はヘルシンキを訪れるひとなら必ずといっていいほど見たことがある風景です。夜は白い建物がより鮮明に浮き上がります。
港に近い議会の建物です。電燈に灯りがともっています。空も蒼く染まっていますが、3月のヘルシンキの夕刻はそんなに暗いわけではありません。陽が落ちてしばらくするとこのような空の色が醸し出す不思議な光景となります。
雲が見えているのでそんなに遅い時間ではないのがわかるかと思います。この空の色は独特です。日本でもどこかで(例えば北海道とか?)見られるのでしょうか?日が短いといってあまり人気のない冬から春にかけてのフィンランドですが、この空は夏には見られません。
やや冷えてくるせいでしょうか?街を歩く人影もまばらになってきます。静かな石畳の上をトラムだけが音を立てて通り過ぎていきました。
この船はレストランです。いつもここに停泊しています。港と行ってもヘルシンキの港のやや東側に位置するKatajanokkaという地域です。ヘルシンキの古い街並みが残るところでトラムは更に先のほうまで走り抜けていきました。
ちょっと小高くなったところにKatajanokkaの教会があります。白い大聖堂とは違った趣きを感じさせてくれます。
Katajanokkaには古い建物が多いのですが、倉庫も残っています。今は倉庫がレストランやお店になっています。お店の中は賑やかのようですが、外を歩くひとは多くありません。
Katajanokkaの倉庫街から向かいをみると陽が沈んだばかりのようです。空は一刻一刻変化していきます。この空と出会うだけでも春先のフィンランドを訪れる価値があるかもしれません。