コペンハーゲン(デンマーク)空港でトイレを探す
コペンハーゲンの空港は決して大きくありません。アジアの巨大空港のようにショッピングモールにもなっていません。デザインも比較手的シンプル。無駄とコストを省いて作れているのがわかります。かといってデザインがないわけではありません。必ず、目を引く何かがあるはず。それを探してみます。
空港の通路にはお店が並んでいるところが多くあると思います。お店と同じようなボックスが並んでいます。ただ、お店の体裁をなしてません。中に入る訳でもなさそう。標識も小さいのですが、ここがトイレです。建物の一部のように設置されていないトイレはあまり多くありません(お祭りの仮設トイレ以外)。香港の空港は長い通路の真ん中にオフィスの内装のようなパーティションで作られたトイレや喫煙室などはあったはずですが、機能だけのもの。デザイン性があるとはお世辞にも言えません。
といってお金をかけるのがデザインでもありません。アジアではデザイン=何かを足すクリエイティビィテイ、お金をかける豪華絢爛主義が見え隠れするものが主体となっていると感じます。北欧のデザインの基本は引くことの美しさ、いらないものを排除する美しさです。日本はどちらかというと後者でしょうが、様々なしがらみがあり、コストが豪華絢爛になることが多いようです。
空港できょろきょろすると様々な発見があります。WOW。日本語で言えばわぁ~のような会社名。レイキャビックへのフライトです。
日本ではお目にかかれない飛行機を見るのも旅の面白さ。アイスランドは人口が30万ほど。首都であるレイキャビックに人口の半分以上が集中しています。人口30万人で国であるならば日本の地方経済もまだまだなんとかなる。コペンハーゲンの空港でみた見慣れぬ飛行機から日本経済にまで想いを馳せてしまいました。