コペンハーゲン(デンマーク)の空港を探検してみる
コペンハーゲン(デンマーク)の街中から空港までは地下鉄が直結しています。空港内部に地下鉄の駅(といってもここは地上)があるので世界でも最も便利な空港のひとつでしょう。デンマークというとそんなに国が大きくないというイメージがありますが、この空港は北欧では利用者数一位を誇ります。
ここにも働き者のムーミンがいました。ムーミンパパのようです。家出歴があるのでデンマークにきて生活費を稼いでいるのかもしれません。この空港は1925年に民間用として設立され当時は水上機が発着できる飛行場でした。
現在は3つのターミナルから成り立っていますが、もともとあったターミナルはそのデザインの美しさから場所は移設されたものの今でも残っておりオフィスとして使われています。長いこと放っておいて廃墟を世界遺産に登録する、その結果その建物はせいぜい博物館としてしか使用できず財政の圧迫要因となるのと比べると如何にスマートな保存方法であるかわかります。とにかく北欧の人々は歴史を大切にします。
ヘルシンキの空港にムーミンショップがあったように、ここコペンハーゲンの空港ではレゴが誇らしげに店を構えています。あのプラスチックでできたブロックさえここで買うと本場!の感じがしてしまう。レゴはすごい会社です。
その国を代表するブランドのお店にはとにかく店頭に働き者がいるようです。やや正体不明のレゴがありました。これを床の上に置いてあるだけ。このあたりの緩さは北欧の特徴かもしれません。何でも極めないことのゆとりがいつも笑顔をもたらしてくれる、それが北欧でありコペンハーゲンです。