コペンハーゲンのRaimaking Loft - 巨大コワーキングスペース
コワーキングスペースは、小さな規模でビジネスを行っているひとやこれからビジネスを始めようというひとが集まり仕事をする場です。オフィスを特に借りなくてもいいという事が理由と思われるかもしれませんが、ここに集まる人々はもっと別のワケがあってここで仕事をしています。それはコミュニケーションの価値です。
日本のコワーキングスペースは自習室のような雰囲気のところが多いようですが、欧州のコワーキングスペースはとても賑やかです。自分のアイデアを他のひとに話し意見をもらう、場合によっては一緒にビジネスを行ってしまう。そんな機会を求めてひとが集まっています。
Rainmaking Loftはデンマーク初の巨大コワーキングスペースです。デンマークの会社なのですが、最初はロンドン、そしてベルリン、今年、本拠地であるコペンハーゲンにやっとオープンしました。 Rainmaking LoftのHPはこちら
オープンから1週間足らずですが1階・2階は既に埋まっています。
1階で目に飛び込んでくるのはこのひと。スクリーンがたくさん並んでいます。何をしているかというと株や債券などのトレーディングをしています。コワーキングスペースの使い方が日本よりダイナミックです。
全体で5フロア、3000平米あります。古い建物を活用しオリジナリティを活かしながら内部のデコレーションがされています。建物が二つくっ付いた形になっているので、半分は共有スペースです。開放的なミーティングルームが並んでいます。
上の階に登ってみました。まだまだ空いていますが、既にかなりの予約がはいっているとのことです。
当然、卓球台はお決まりです。そのうちにサッカーゲームも並ぶかもしれません。卓球も大切なコミュニケーションとリフレッシュの手段になっています。
外にはこの街らしい風景が広がっています。ぎすぎすしていない環境の中で仕事にも集中でき、アイデアもどんどんでてくるだろうと容易に想像できます。
屋根裏はイベント会場として活用されています。がらんとした場所ですが、時折、投資家を招いた熱いピッチ大会が開催されます。