コペンハーゲンで見た凄すぎの自転車
かつてオランダのアムステルダムを歩いていたときのことです。歩道を歩いていると走ってきた自転車に叱られました。自転車専用レーンを歩いていたためです。コペンハーゲンでもオランダ同様自転車は普及しています。専用レーンも多くの場所で用意されています。日本だと街の王様はクルマ。欧州には街の王様が自転車であるところが数多くあります。
コペンハーゲンの街で凄すぎの自転車を見つけました。手作りのようですが、手作り感があるようなものではなくかなり本格的です。余りにもすごいのでドライバー?のひとと話をしてみました。この自転車は手作りとのこと。デザインも自分で手掛けています。速そうに見えますが実際に50~60キロのスピードまで出てしまう優れものです。このスーパー自転車に乗って旅をしているとのことでした。
コペンハーゲンの街を歩いていると、ベビーカー自転車を始めオリジナリティが高い自転車が数多くあります。その目的のひとつが旅行の為です。日本では自転車で日本一周をしているひとがかなりいますが、欧州では欧州何か国も回ってしまおうというひとが数多くいます。そうすると、荷物をどうするか? 如何に効率的な自転車で旅をするかなどを自分で考えて自転車を改造したり、作ってしまいます。自転車を自分で作ってしまおうというアイデアが普通に生まれ、それを作れるファシリティがどこかにある(町工場とか?)、そうした文化・環境がアイデアをすぐに形にできるというこの国の雰囲気を作り上げているのかもしれません。なお、コペンハーゲンでは自転車用高速道路?建設の計画があり、動いているようです。
この自転車は、1時間後にはいなくなっていました。1時間だと50キロ?もう隣の街にたどり着いていたのかもしれません。