コペンハーゲンにきたら絶対乗りたい水上バス?
コペンハーゲンの夕刻です。高い建物は殆どありません。夕焼けが街を染めるのがとても綺麗です。こんな時には水の上に出たくなります。コペンハーゲンの街では地下鉄もバスも便利ですが、水上バスも健在です。ちょっとした運河の旅を楽しむことができます。
海軍の基地だった地域は今は静かな住宅街を中心とした地区になっています。そこには海軍博物館やオペラハウスなどがあります。地下鉄は通っていませんので、ここに来るとしたらバスか水上バスになります。水上バスはここと街の中心を結んでいます。
初めて水上バスに乗ってみます。山手線ではありませんが、右回り、左回りのようにちょっとコースが違います。それゆえ、時間をよくみて行き先を間違えないようにしなければなりません。チケットの販売機は設置されていません。コペンハーゲンの街では、一日乗車券でバス、地下鉄、水上バス、全てに乗り放題なのでこれを一枚持っていると見せるだけで済みます。
前方が開いていきます。岸には誰もいません。運転手が二人だけ。着眼の際に岸のロープを引っ張ったりするひとはいません。前方からそのまま着眼し前方の扉がフェリーのように開いていきます。
二人の運転手の間を通って後部座席に座ります。残念ながら?室外には出られません。室内から短時間の運河ツアーを楽しみます。運転席にもドアはなく運転の様子も前方もよくみえます。
数分で向こう岸に着きました。前方のドアが岸に着いて乗客が降りていきます。
こんな状態です。ロープでつないでもいないのですが、エンジンをかけて押しているのでしょうか?特に揺れませんし普通に歩いて乗り降りができます。ロープでつないでいないので乗客の乗り降りが終わればすぐに出発です。ロープをかけたり外したり、大声でほかに乗降客がいないかと確認する儀式もありません。この国では何事も静かです。
ブラックダイヤモンドに到着しました。この水上ボートは右岸と左岸を行ったり来たりするので、人魚姫の像のちかいところにも発着場所があります。水上バスを使うとバスより時間が短く移動できます。勿論、水辺にはきれいな風景が広がっています。岸に着いてちょっと歩いてみるのもこの街の楽しみ方の一つです。