Fablab Copenhagenに行ってきた
Fablabとは、3Dプリンターなどを活用して製品を開発したりする場所。運営母体は違いますが、世界各地にあります。日本でも鎌倉を始め数か所に点在しています。コペンハーゲンには様々なひとが集まっています。こんな場所にFablabがあるのは当たり前。Fablab Copenhagenを訪問してみました。
世界各地にあるFablabですが、もともとはアメリカのマサチューセッツ工科大学から始まりました。モノづくりに必要な機械のある空間を提供したところ、自由な発想の新しいモノづくりが生まれていった。更にボストンやインドの貧困層が集まる場所に同様の空間を設置したところ、多くのユーザーが集まりモノづくりが始まったという歴史があります。Fab FoundationのHP
運営母体は様々で企業が運営しているところ、個人が運営しているところなどありますが、Fablab Copenhagenは、コペンハーゲン市が運営しています。
モノづくりには様々な機械が必要です。どこのFablabでも、3D プリンター、レーザーカッター、電子工作ツールなどが用意されています。詳しくはこちら
モノづくりにはカオスが似合います。カオスの中から新しいアイデアや製品が生まれていきます。日本のFablabは小ぎれいにまとまっていますがここはカオスそのものです。Fablab CopenhagenのHP
開発中のえたいのしれないモノがたくさん並んでいます。それについて質問をすると熱く語ってくれます。
ちょうど新しい製品のテストをしているところでした。ここにいるひとびとはそれぞれ独自のアイデアを持ち別の製品を開発していますが、こういうときは自然に集まります。どうも匂いをチェックしているようです。
テストが楽しいのかどんどんエスカレートしていきます。自分の靴を脱いで匂いをチェックし始めました。
更にお昼ご飯の為のチーズが出てきます。
とにかく何でも持ってきます。みんなどこかに匂いがするものがないか、Fablabの中を探し始めました。
製品をチェックしているのかニオイ大会になっているのかわからなくなってきました。
この場所の利用は無料です。コペンハーゲンにはひとが集まる空間がたくさんあります。ここのそのひとつ。モノづくりをしながらも心地よいひとの輪ができていました。