世界でもっとも働き者のにょろにょろ
フィンランドの首都ヘルシンキにあるバンター空港の中です。ここには日本人が殺到しているお店が一軒あります。それは、勿論、ムーミンショップ。ムーミンはフィンランドと日本以外では殆ど知られていないので、フィンエアーの数あるフライトの中でも日本便の中だけで販売されているムーミングッズがあるほどです。フィンランドは最も日本に近い欧州の国であることは間違いないのですが、それにしてもヘルシンキでさえイギリスのスコットランドの最も北くらいの緯度に位置し、人口が500万人足らずであることを考えると東京のみならず、大阪、名古屋に毎日フライトが就航しているのは驚くべきことかもしれません。それをさせているのがムーミンでしょう。
ムーミンショップの前にはムーミンファミリー?も登場して集客します。ムーミンとスナフキンは特別扱い? 因みに人気ランキングだとリトルミーに軍配があがるかもしれません。大御所のリトルミーは中で左うちわかもしれません。
その点、ムーミンの話の中でもっとも意味のない存在がこのにょろにょろです。ムーミンファミリーからは不気味がられる。言葉を発するわけではない。ムーミンの話の中でにょろにょろがメインに取り上げられたのは一度だけ。それは、ムーミンパパが家出してしまい、ふと、にょろにょろに興味を持ち、一緒に旅をする場面です。かといってムーミンパパがにょろにょろと交流できたわけでもありません。にょろにょろはそんな存在です。
空港にいるにょろにょろは常に3人?これはにょろにょろの最小単位?です。にょろにょろはいつも奇数で一緒に行動しています。その選び抜かれたにょろにょろは光栄にも?バッグを持たされ集客どころか販売に勤しんでいます。そんなにょろにょろにはいつもどこか惹かれてしまいます。