いつもの青い空

コペンハーゲンは島に位置します。デンマークはヨーロッパ大陸の一部と島で成り立っていますが、島に首都がある国は世界に2か国しかないとのこと。島にあるので、どこに行くにしても海があり、橋を渡ります。コペンハーゲンの中心からバスで20分、街の喧騒とはちょっと違う場所にたどり着きました。ここはかつてRoyal Danish navy＝海軍の拠点でした。

かつての海軍倉庫

デンマークの海岸線は陸地1に対して約6の割合の長さです。したがって伝統的にデンマークでは海軍が重要な地位を占める環境にありました。ここはかつて海軍が利用していた建物です。今はバスで橋を渡ればすぐに着く場所で近くにはオペラハウスも設置されています。また、近くには王立デンマーク海軍博物館もあります。

何か刻んである

現在は、住宅も増え、静かな佇まいな地域になっています。建物もオフィスなどに再利用されています。街の雰囲気を保ちながら街が進化していく。それがコペンハーゲンです。

年号が。。。

古い建物がオフィスとして使われているところの壁に目を引かれました。壁のレンガは一面に落書きがあります。目を凝らして見てみました。日付と名前が書かれています。その年号には1549とか。1549年に書かれた落書きでしょうか？多くの落書きが数百年前の年号の落書きです。ひとつふたつなら誰かが冗談で書いたのかもしれませんが、そうでもないようです。ちなみに王立デンマーク海軍は1510年に設立されています。この建物がいつ建てられたかはわかりませんが、もしかしたらその建設に携わったひとびと、或いは初期の軍人の落書きかもしれません。ちょっとしたクールスポットで思わず歴史に直接触れる事になりました。