忍者ショップ？

　海外でよく知られている日本語は幾つかあります。Sakura, Geisha, Fujiyamaなどに加え、Sake, Samuraiなどの言葉も外人がなぜか知っている言葉です。これらの言葉は、海外でよく知られているだろうと日本人も知っている言葉ですが、日本人が想像する以上に知られている言葉があります。それはNinjaです。

　このお店は、ヘルシンキ中央駅から歩いて10分。地下鉄では中央駅から一駅のKamppiにありました。Kamppiは、大きなショッピングモールであると同時に近郊都市へのバスの発着点となっています。特にヘルシンキと一体化しているEspooに向かうバスはここからひっきりなしに出ています。Ninja Shopは、ここの1階に店を構えています。

　Ninja Shopでは、忍者グッズは売っていません。主に廉価なアクセサリーを販売しています。なぜNinjaなのかですが、それは、Ninjaという言葉がもたらすミステリアスな雰囲気をコンセプトにしたかったのかもしれません。ちなみにこのお店のwebsiteは、www. ninja.fi かなり徹底しています。Ninja Shop のオフィシャルサイト

　フィンランドではNinja　（フィンランド語の発音では、ニンヤになる）は、多くのひとにとって憧れのようです。ほとんどのフィンランド人はNinjaという日本語を知っているかのように感じられます。Ninjaとはどこか不思議で謎のある日本文化を代表する言葉となっているようです。

　ヘルシンキには、忍者学校もあります。映画に出てくるような忍者の格好？をして古武術的なもの？を学べるようです。友人の一人は、既に忍者スーツを購入し、来年こそは忍者学校に行くと言っていました。　

　これだけ注目をされているNinjaですが、海外ではNinjaグッズと売っているようなお店もありません。Ninjaはいつまでもミステリアスであり続けるのかもしれません。