タリン(エストニア)のレンタルオフィスは起業に最適
IT分野にてエストニアが注目されています。エストニアについては、大相撲の把瑠都しか思い浮かばないかもしれませんが、ここはスカイプ発祥の地であり、ITについては先進国です。IT分野で先進国という事は、スタートアップへの取り組みが盛んであることの証しでもあります。この国には多くのスタートアップコミュニティがありますが、タリンの中心部にあるコワーキングスペースはこんな場所にありました。
入り口の様子です。スタートアップといえばそれなりに奇抜さが求められるのかもしれません。エストニアビジネススクールからも遠くない街の中心部にあるコワーキングスペースは、通りががる人が見上げるようなデザインをしていました。
名前の由来はよくわかりませんが、Garage48Hubという名前の場所です。スタートアップコミュニティにも色々なグループがありますが、ここはIT関係のスタートアップを目指している人々が集まっています。
すでにお決まりのデコレーションですが、写真は大切です。コワーキングスペースの最大のメリットは家賃が安いことではなく、コミュニケーションとネットワーキングが出来る事です。この国では、カフェに行こうがヘアサロンに行こうがWifiが用意されているので、ロケーションフリーな仕事も可能です。敢えて、コワーキングスペースで仕事をするのは、新しいアイデアとパートナーと出会うためといっても過言ではありません。
入り口だけでなく内部にも奇妙な階段があります。中々、凝った作りになっています。
2階から見下ろすと1階で会議をしているのが見えました。卓球台の周りに集まっているのは、エストニアビジネススクールの学生です。スタートアップに会議室も会議用のオフィス家具も入りません。
2階のコワーキングスペースです。いくつか部屋がありますが、全く統一感がありません。
こちらはやや賑やかな部屋。キッチンです。キッチン(食堂?)の中で、目を輝かせて仕事をしています。奇抜であり統一感のないデザインは、エストニアのスタートアップが如何に自由な発想で行われているかを知る鍵となりました。
ところが、この場所はもともとファッションショップだったとのこと。その時の内装がそのまま残っており、それを活用しているだけだとか。エストニアの人々は逞しくクリエイティブです。