フィンランドの空が魅力的すぎる4つの理由
フィンランドから帰って気が付くのは、空の写真ばかり撮っていたこと。既にフィンランドの友人の間では、日本人は空の写真ばかり撮っていると有名になっているらしい。フィンランドの空は違う。空とはこういうものかと思う。人を魅了する空がフィンランドにはある。
フィンランドの空はとても高い。宇宙の色が反射しているようにも見える。日本や中国の友人に見せても、色を修正したと思われてしまう。本当の空の色をいつしか忘れてしまったのではないかとちょっと感傷的になる。
空は青い。その青さは、子供のころ、クレヨンで画用紙一面を塗りたくったその青さだ。あの人工的にも見え、観察力が不足しているのではないかと思った青い空は、そこに実在した。
そして雲だ。世界各地で雲の形が違うことに気が付いてきた。フィンランドの雲は、一日見ていても飽きる事はない。ひつじのせいだろうか? ひつじの家族や子供が雲の中に見え隠れしている。
突然、コッペパンや仁王様が現れる。そんな雲をみているうちに時も過ぎ、カメラの中は、空の写真でいっぱいになっていた。