コペンハーゲンにある300年の歴史のパブへ行ってみた

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コペンハーゲンにある300年の歴史のパブへ行ってみた

On 8月 10, 2015, Posted by , in デンマークの特徴, With No Comments
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Kongens Nytorvの一角

コペンハーゲンには古い建物が多く残っています。この国のひとは、古い街の価値を理解しているし古い街を愛しているのがよくわかります。Kongens Nytorvはコペンハーゲンの中心にある広場の一つですが、広場自体は1908年に設立されました。歴史のあるコペンハーゲンにしてはまだ新しい?部類に入る広場かもしれません。しかしながらここが石畳で舗装されたのは1670年のこと。それからほどなくしてオープンしたパブは今でも同じ場所で同じようにビジネスを営んでいます。

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1723年の文字が

1723年という数字があります。このパブ、Hviids Vinstueは1723年にオープンしました。今年で292年目に入ります。オープン当時から同じ場所にありました。戦争などもくぐりぬけて、今でも同じようにビジネスを続けています。 Hviids VinstueのHPはこちら

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静かな店内

静かな店内です。時間が早かったせいかあまりお客さんはいません。静かな店内で何百年も前からここで注がれてきたビールを頂きます。多くの写真が飾ってあり、静かな空間で店内を見回すのが楽しくなります。

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年期が入っている

とにかくすべてに年期が入っています。店内が改装されたかどうかはわかりませんが、小さなバーカウンターが何か所かあり、ドアを開けて入ってくるひとはそこでビールを注文し、思い思いの席に陣取っていきます。

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店員も年期がはいっている

お店は300年弱の歴史ですが、店員もかなり年期が入っています。300歳ではないのですが、お店の雰囲気とあまりにマッチしたおじいちゃん?店員がビールを注いでくれます。お客さんはまちまちですが、このおじいちゃんと顔なじみのお客さんが多く訪れているのがわかります。ここはカウンターに席がないので、いつもおじいちゃんと話をしているわけではないのですが、心と心が繋がったような、それは長い時間をかけてのみ繋がるような、そんな雰囲気の会話が時折聞こえてきます。

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ただ歴史を感じるひととき

この店では英語は通じます。しかしながら、お客さんで英語を話しているひとはいません。地元のひとに愛され、それだけで300年続いているお店なのでしょう。異邦人としてお店に入ってしまいましたが、それでも温かく迎えてくれる。また、この街を訪問したときにはまた行きたくなる、独りよがりで行きつけのお店ができたような気持ちに浸りました。

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